時代劇



今日は月曜日「子連狼」の日です。


時代劇好きなんですが、あまりにもセットが安っぽかったりすると見ていて悲しくなります。
きっと予算とかなくて仕方がないのでしょうけど・・・。
時代考証とか無茶苦茶だし。大方の時代劇で舞台になっているのは、江戸時代前期だったりするのですが、風俗や何かは後期を再現していると見受けられます。再現とはいっても風俗等はかなりテキトーでこれはひどいというものがあります。


恋愛に関しても、江戸時代には自由恋愛というものは存在しなかったといってもいいような気がします。親が仲人(結婚の仲介によって、お礼金をもらって生活している人も居ました)に年頃の娘、息子がいるからいい人紹介して欲しいと申し入れ、結納を取り交わし、今でいう結婚式を行うとうのが通常の形態のようです。
娘は十五歳くらいが結婚適齢期。それ以上になると、持参金を積んだりして嫁にやるということもあったようです。
また、嫁に付く持参金を目あてにして結婚を仕組んだ婿の父親の話や仲人によって二倍も年の違う婿と目合わされてしまった嫁の話などが井原西鶴の雑話ものの中に残されています。


結婚ひとつとっても、今日とは余りにも異なる習慣を持っていた江戸時代をテレビ番組にするということ自体難しいこととは思いますが、もう少し頑張ってほしいものです。