卵巣のう腫摘出記2



で、卵巣が腫れていたんですが、主治医に手術を勧められました。
卵巣のう腫(良性)は身体に突然症状がでるものではないようです。


手術を勧められた理由は卵巣が腫れていることによって、卵管が捻転する可能性があるからとのことでした。
卵管が捻転すると激痛を伴う上、卵巣への血液がいかなくなり卵巣まるまる壊死してしまう危険があるそうです。また、緊急手術になるため開腹の跡が大きく残ってしまうかもしれないようです。


手術をするリスクとしては将来不妊症になるかもしれないと言われました。可能性は低いらしいです。卵巣は二つありますからね。


それで、捻転と不妊を天秤にかけると捻転の方のリスクが高く、場合によってはかなり危険な状況になりかねないので手術をして腫れている方の卵巣を取ってしまうのがいいということでした。


私の頭の中は、主治医の話を聞く前から手術するしかないと思い込んでいたので、先生が丁寧に説明をしてくれて吃驚しました。もちろん手術を承諾しました。


ちょっと主治医の先生の話をします。
先生は40代の頭の堅そうな余り笑わない小太りなおっちゃんでした。
どうしてこの先生に見てもらったかと言うと内視鏡手術が出来たからです。(実家の近くにはこの先生の病院しかなかった)
近頃卵巣のう腫は開腹手術ではなく内視鏡手術で済ますことが出来る場合があります。開腹手術は回復に時間がかかる上に傷口も大きく残ります。それに比べれば内視鏡手術は体力的に楽で、あまり傷が残らないのです。身内の医療関係者に教えてもらったのですが、事前にリサーチすると良いかと思われます。